前ページでは
公認心理師養成大学院に通うM1のAさんが
初めてプレイセラピーを担当する日の
公認心理師Cさんとのやりとり
について見てきました。
その後
AさんとCさんはどんなやりとりを展開したのでしょうか。
続きを見てみましょう。
Bさんの視点で思いを馳せる
権威的な先生をきっかけとして不登校となったBさんに、同様の体験をさせずに関係を築こうとする配慮。まだ面接まで時間はあるけど、何か工夫できそうなことはありそうですか?
”プレイセラピー=ジャケットを着ない!”
という方程式だけが正解じゃないよ、ってことです。
でも、もしあの時Aさんが『今日予定のBさんは、権威的な大人への怖さがある方みたいなので、こんな風にジャケットを着て一見権威的そうな人でも大丈夫な大人もいるよ、というのを示せたらいいなと思ったので、この格好で来てみました』なんて答えたら、なるほど~と思ったかもしれません。
とても勉強になりました。なんか、あんまりよく考えずに「習ったから」という一点だけでこの服装を着て来たことがちょっと恥ずかしいです。
服装選び一つをとっても、すべてがクライエントさんに還元されるし展開に影響する、ってことですよね。がんばります。
服装についての方程式の解は結局…?
以上のAさんとCさんのやりとりを見て、
みなさんどんなことを感じられたでしょうか。
2人のやりとりを見て、
読み始めた時より混乱が増した方もおられるかもしれません。
次のページではこの2人のやりとりを受けて、
結局何が大切なの??ということについてまとめたいと思います。